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特長

  • 切れにくい。
  • 芯止めに金属を使用しておらずオールペーパーでエコ(ISO14000対応)

外観

暗褐色の紐状

規格

直径 ボビン巻
1巻きの長さ 1箱の入数
3㎜ 90m 12巻入
4.5㎜ 43m 12巻入
6㎜ 60m 8巻入
9㎜ 27m 8巻入
12㎜ 14m 8巻入
15㎜ 9m 8巻入

(上記1巻の長さは、標準値となります。)

取扱注意事項

  • 保管条件 屋内に保管してください。
  • 当カタログの物性値は出荷時の値を示しています。
  • 取り扱いの詳細については、各商品のSDSを必ず参照して下さい。
  • なおカタログの記載内容は、仕様変更などの為、変更することがあります。

COLDCURE

 

種類と組み合わせ

種類 パートI
C807 CZ-627
粘度( 2 5 ℃ ) 35~70 50~90
比重( 2 5 ℃ ) 1.04~1.09 1.05~1.09
特長 標準品 可使時間長い
消防法危険物 第4類第2石油類 第4類第3石油類
種類 パートⅡ
N206 N637
粘度( 2 5 ℃ ) 35~65 30~65
比重( 2 5 ℃ ) 1.13~1.17 1.11~1.17
消防法危険物 第4類第3石油類 第4類第3石油類

アミン

成分 用途 外観 比重(25℃) 消防法危険物
トリエチルアミン 触媒 無色透明液体 0.73 第4類第1石油類

荷姿

項目\容器 石油缶 ドラム
パートⅠ 18kg 180kg
パートⅡ 18kg 180kg
トリエチルアミン 14kg 140kg
  • 比重と粘度はいずれも代表値です。
  • 当カタログの物性値は出荷時の値を示しています。
  • 取り扱いの詳細については、各商品のSDSを必ず参照して下さい。
  • なおカタログの記載内容は、仕様変更などの為、変更することがあります。

PHENIX-1000シリーズ

 

特長

1.水ガラス-炭酸ガス法との比較
2.有機ガス硬化法との比較
  • 崩壊性が良く、しかも熱間強度が高い。
  • 炭酸ガスは安全で作業環境を改善できる。
  • オーバーガッシングの影響がない。
  • 従来の施設がそのまま利用できる。
  • 小物では塗型が省略出来る。
  • 排ガス処理設備がいらない。
  • 強度が高く、芯金が削除出来る。
  • 表面欠陥が少なく、鋳肌が良好。
  • 良好な鋳肌が得られる。
  • ナリヨリ性が良く熱間亀裂が削減できる。
  • 砂の再生利用が出来る。
  • 樹脂は消防法の危険物に該当しない。
【種類】
種類 1000T 1300 1300F
主成分 アルカリフェノール樹脂
外観 赤褐色透明液体
粘度(25℃) 180~240mPa・s 230~280mPa・s 150~230mPa・s
比重(25℃) 1.26~1.30 1.31~1.35 1.30~1.35
特長 ナリヨリ性大
崩壊性良
高強度 ブロー充填性良
耐アルコール性
(比重と粘度はいずれも代表値)

使用方法

  • 混練はダマの発生しないような混練機の使用をお勧めします。
  • この樹脂は、水ガラス及びその混練砂が混ざると性能に大きく影響しますので、ミキサーは充分水洗した後、この樹脂で洗いをしてから御使用ください。
  • 樹脂の添加量は珪砂で3.0~4.0重量%、人工砂で2.0~3.0重量%、ジルコン砂とクロマイト砂では1.5~2.0重量%が標準添加量です。
    ただし、ジルコン砂の種類(銘柄)によって強度が著しく異なるので、種類(銘柄)の選択については注意が必要です。
  • 通ガスは低圧、低流量で長く行ってください。
    一般的に従来の水ガラス-炭酸ガス法に比べ炭酸ガスを低圧、低流量でガッシングの時間を長くとる様にしてください。
    細かい砂を使用した中子や複雑な形状の中子を造型する時は、炭酸ガスが充分に行き渡るようなガス穴やベントホールの取り方にしてください。
    炭酸ガスの使用量は樹脂に対して30~60重量%を目安にしてください。
  • 塗型は通ガス直後にするよりは、少なくとも造型後30~60分経過してから行ってください。
    水性塗型の場合は130~160℃で急熱と急冷を避けて乾燥してください。
    アルコール塗型の場合は着火乾燥した直後は強度劣化しているので取扱に注意してください。
  • アルミ合金鋳物の場合、形状複雑でガス抜きがほとんどないような鋳ぐるみ中子に適用する場合は、特に中子を十分に乾燥してからご使用ください。(鋳込み時に爆発する場合があるので注意が必要です。)

【強度試験】

恒温恒湿室内放置 砂温: 25℃・温度:25℃・湿度:60%

骨材 樹脂 圧縮の強さ(MPa)
種類 直後 1時間 1日
クロマイト
サンド
1300 1.5% 3.01 4.97 5.23
1000T 2.61 3.84 3.85
ファイン
ビーズ#60
1300 3.0% 3.89 5.65 6.68
1000T 3.95 5.33 5.52
エスパール
#60
1300 3.0% 3.21 5.08 6.59
1000T 3.74 5.24 5.42
セラビーズ
#650
1300 3.0% 1.96 3.01 3.64
1000T 2.33 2.97 3.27
骨材 樹脂 圧縮の強さ(MPa)
種類 直後 1時間 1日
フリーマントル
サンド
1300 3.0% 1.72 3.56 3.77
1000T 1.68 3.27 3.56
アルバニー
サンド#90
1300 3.0% 3.40 4.68 6.13
1000T 3.47 4.53 4.64
フラタリー
サンド
1300 3.0% 2.45 3.53 4.16
1000T 2.71 3.27 3.68
三河6号砂 1300 3.0% 1.75 2.63 3.22
1000T 1.84 2.47 2.67

本結果は代表値であり、保証値ではありません。

荷姿

石油缶 ドラム コンテナ
20㎏ 240kg 1,200kg(1.2t)
  • 当カタログの物性値は出荷時の値を示しています。
  • 取り扱いの詳細については、各商品のSDSを必ず参照して下さい。
  • なおカタログの記載内容は、仕様変更などの為、変更することがあります。

PARA-SET

PARA-SETは主剤としてフェノール樹脂組成物(パートR)、硬化剤としてポリイソシアネート組成物(パートM)、促進剤としてピリジン誘導体組成物(パートK)の三成分からなりウレタン反応を利用した超速硬性自硬性プロセスであります。

特長

  • 超速硬性である。
  • 崩壊性が良い。
  • 混練砂の流動性が良い。
  • 肉薄鋳物は無塗型でも鋳肌は良好。
  • 深部硬化性が非常に良い。
  • 鋳鉄、軽合金、銅合金いずれにも適用できる。
  • ホルムアルデヒドが少ない。
  • 砂型は中性であるので生型砂の中子に使用できる。
  • 抜型時間に対する可使時間が長い。

種類

(1)パートR(主剤)
項目\種類 PARA-SET パートRの種類
5200K 5400 5500
主成分 フェノール樹脂
外観 黄褐色液体
比重(25℃) 1.03~1.07 1.03~1.05 1.07~1.09
粘度(25℃) 30~45mPa・s 30~70mPa・s 100~230mPa・s
特性 標準 標準 速硬
エステル系溶剤 芳香族溶剤 芳香族溶剤
消防法・第2石 消防法・第2石 消防法・第2石
(比重と粘度はいずれも代表値)
(2)パートM(硬化剤)
項目 M
主成分 ポリイソシアネート
外観 濃褐色液体
比重(25℃) 1.11~1.13
粘度(25℃) 11~16mPa・s
消防法 第4類第2石油類
(3)パートK (促進剤)
項目\種類 PARA-SET パートKの種類
K-120 K-140 K-165 K-200
主成分 ピリジン誘導体
外観 淡黄色液体
比重(25℃) 0.89~0.91 0.92~0.93 0.96~0.97 1.02~1.03
硬化速度 硬化速度:遅い→速い
消防法 第4類第2石油類 第4類第3石油類

使用方法

  1. PARA-SET パートR とパートM は通常等量(対砂各0.8~1.2 重量%)を添加します。
    但しパートKは添加量が微量ですので、所定量をあらかじめパートRに溶解して使用します。
    又、パートR/パートMの比でパートRを多くすると硬化速度は速くなります。
  2. パートR、パートM、及びパートK の砂に対する添加率は、使用する砂の品質,砂型の必要強度及び硬化速度に応じて定めます
  3. 混練順序は通常 ①砂+パートM→(混練)→②(パートR+パートK)→(混練)→排砂ですが、①と②は同時でもさしつかえありません。

荷姿

PARA-SET\容器 石油缶 ドラム
パート-R 18kg 180kg
パート-M 18kg 180kg
パートK 16kg ―――
  • 当カタログの物性値は出荷時の値を示しています。
  • 取り扱いの詳細については、各商品のSDSを必ず参照して下さい。
  • なおカタログの記載内容は、仕様変更などの為、変更することがあります。

PHENIX-500/600シリーズ

 

このプロセスは従来のフラン自硬性粘結剤、あるいはウレタン系自硬性粘結剤とは全く異なった硬化機構を応用しています。また鋳型の崩壊性や高温でのナリヨリ性が良好など他に多くの特長をもっています。

特長

  • 鋳型の崩壊性が非常に良好。
  • イオウ(S)分を全く含まないので鋳鋼の浸硫、ならびにダクタイル鋳鉄の球状化阻害を起こさない。
    また鋳込時に亜硫酸ガスの発生がない。
  • アルカリ性のオリビン砂にも使用できる。
  • 他の有機鋳型と比較して高温での鋳型のナリヨリ性が極めて良好で、鋳鋼での熱間亀裂を減少できる。
  • 鋳型の深部硬化が良好。
  • 鋳型の耐湿性が良好。
  • 鋳型の熱間強度が良好。
  • 混練時鋳込み時の臭気が少ない。
  • 鋳鋼・鋳鉄・銅合金・アルミ合金、いずれの場合も良好な鋳肌が得られます。非鉄合金の場合無塗型でも良好な鋳肌が得られ、着色もない。
【樹脂の種類】
種類 510T 621BR 621BX 675D
外観 水溶性液体
主成分 アルカリフェノール樹脂
粘度(25℃) 38~90mPa・s 30~60mPa・s 60~120mPa・s 38~100mPa・s
比重(25℃) 1.19~1.23 1.19~1.23 1.21~1.24 1.18~1.22
特長 ナリヨリ性良 低粘度 高強度 環境対策
(比重と粘度はいずれも代表値)
【硬化剤の種類】
硬化速度 硬化速度:遅い→速い
種類 C-2A C-3A C-4A C-5A C-8A C-10 C-20 C-30 C-45 C-60 C-80 C-100
外観 無色~褐色液体
主成分 有機エステル
比重(25°C) 1.11 1.09 1.10 1.13 1.14 1.13 1.13 1.15 1.14 1.14 1.13 1.13
消防法 第4類 第3石油類
(比重は代表値)
※環境対応型硬化剤として、HKタイプもございます。

使用方法

  • 他の造型プロセスに用いたミキサーの場合は一度洗浄してから使用して下さい。
  • 混練順序は通常硬化剤を砂に加えて混練した後、樹脂を加えて混練して下さい。
    PHENIX-500_600混練順序図.gif
  • 配合割合は珪砂の場合、砂に対して樹脂を1.0~2.0%(重量)、硬化剤は樹脂に対して20%(重量)が標準です。砂の粒度や種類、必要強度によって樹脂の添加量は増減して下さい。
各種鋳型の高温ナリヨリ性比較

荷姿

項目\容器 石油缶 ドラム コンテナ ローリー
樹脂 20kg 240kg 1,200kg(1.2t) 10,000kg(10t)
硬化剤 18~20kg 180~240kg ――――― ―――――
  • 上記種類以外にも別途取り揃えております。
  • 当カタログの物性値は出荷時の値を示しています。
  • 取り扱いの詳細については、各商品のSDSを必ず参照して下さい。
  • なおカタログの記載内容は、仕様変更などの為、変更することがあります。

Xfuran

Xfuranは当社が本邦では初めて開発した自硬性フラン樹脂バインダーです。わが国鋳造界のフラン樹脂プロセスの歴史はXfuranの歴史そのものです。長年にわたって蓄積された当社の技術は必ず信頼にお応えできます。

【Xfuranの種類】
項目\種類 565H 5100 525 NEO-46F HF-100
主成分 尿素変性フラン樹脂 フェノール変成
フラン樹脂
外観 褐色液体 褐色液体 褐色液体 褐色液体 褐色液体
粘度(25℃) 9~15 20~40 20~30 4~12 50~65
比重(25℃) 1.16~1.18 1.18~1.20 1.17~1.19 1.14~1.16 1.17~1.19
用途 一般用 一般用 一般用 鋳鋼用 一般用
特長 標準 速硬性 高強度 低窒素分 超速硬性
【硬化触媒の種類】
硬化速度 硬化速度:遅い→速い
種類 140G 140F2 140E 140D 150Z-3 150Z-5 150Z-7

特長

  • 高い立ち上がり強度が得られる。
  • 造型は容易であり、造型工数が節減できる。
  • 砂型の寸法精度がすぐれ、鋳物の精度が上る。
  • 環境面を配慮して鋳込時のガス発生量が少ない。
  • 注湯後の砂落しが容易である。
  • 砂の回収は95%以上可能である。
  • 混練砂は流動性にすぐれている。

使用方法

  • 使用珪砂は乾燥した砂を使用して下さい。
  • 砂の混練順序は硬化触媒と砂を混練後にXfuranを添加して混練して下さい。
  • Xfuranの添加量は砂の粒度、必要な砂型強度等により決定して下さい。Xfuranの添加量が増加するにしたがって砂型の強度も高くなります。
  • 硬化触媒の添加量は必要な可使時間の長短によって決定してください。硬化触媒の添加量が少ないと可使時間が長くなり、逆に添加量が多くなると可使時間が短くなり、また強度発現が速くなります。
    なお、添加量の適正範囲はXfuranに対して30~50%(重量比)であり、この範囲内にて適正な可使時間のコントロールができない場合は硬化触媒の種類を変えて使用して下さい。
  • 混練時間は十分混合されるのに要する最少時間がもっとも理想的です。
  • 造型は流動性がすぐれているため軽いつき固めで十分です。熱容量の大きい個所は十分つき固めが必要です。(コーナー部、目差し、焼着しやすい部分)
  • 塗型を行なう場合は砂型が完全に硬化してから行って下さい。
    水性でもアルコール性でも使用可能です。
    なおご使用にあたってはさらに詳細な資料を用意しておりますので、ご一報賜ればお届けいたします。

荷姿

項目\容器 石油缶 アトロン缶又は
ラミネート缶
ドラム ケミドラム コンテナ タンクローリー
樹脂 20kg ―――― 240kg ―――― 1,200kg(1.2t) 10,000kg(10t)
硬化触媒 ―――― 20kg ―――― 200kg 1,000kg(1t) ――――
  • 上記種類以外にも別途取り揃えております。
  • 当カタログの物性値は出荷時の値を示しています。
  • 作業時は、保護手袋、保護メガネを着用して下さい。
  • 取り扱いの詳細については、各商品のSDSを必ず参照して下さい。
  • なおカタログの記載内容は、仕様変更などの為、変更することがあります。