POLYCURE

このプロセスはアルキッド樹脂組成物にポリイソシアネートを加え、酸化重合ならびにウレタン反応を利用 して鋳型を硬化させる有機自硬性プロセスであります。
“POLYCURE”は二液性で硬化速度の調節は“POLYCURE”の種類を変えることにより出来ます。 また、“POLYCURE”は、特に軽合金に対して優れた性能を発揮致します。

特長

  • 二液性のため使用、取扱上非常に便利。
  • 混練砂の流動性が非常に良好。
  • 可使時間が比較的長く、また立上り強度が高い。
  • 注湯後の崩壊性は非常に良好であり、鋳物の仕上面は美麗。
  • 7号、8号砂にも使用でき、鋳肌が良好。
  • 砂のPH 値、酸消費量の差異は硬化に余り影響を及ぼさない。
  • 木型との離型は非常に良好。
  • 回収砂は再使用可能。
【種類】
1. PART-A(アルキッド樹脂組成物)
種類 AC-105S AC-105 AC-105W2 AC-105W4
状態 赤褐色液体
粘度(25℃) 620~1200mPa・s 500~950mPa・s 300~700mPa・s 200~400mPa・s
硬化速度

硬化速度:遅い→速い
危険物 第4類第2石油類
(粘度は代表値)
2. PART-C(ポリイソシアネート)
状態 赤褐色液体
粘度(25℃) 150 ~ 250mPa・s
危険物 第4類第4石油類
(粘度は代表値)

包装

PART-A 17kgs入り石油缶
PART-C 20kgs入り石油缶

取扱注意事項

  • 当カタログの物性値は出荷時の値を示しています。
  • 尚カタログの記載内容は、性能向上仕様変更などの為断りなく変更することがあります。
  • 取り扱いの詳細については、各商品のSDSを必ず参照して下さい。

PARA-SET

PARA-SETは主剤としてフェノール樹脂組成物(パートR)、硬化剤としてポリイソシアネート組成物(パートM)、促進剤としてピリジン誘導体組成物(パートK)の三成分からなりウレタン反応を利用 した超速硬性自硬性プロセスであります。

特長

  • 超速硬性である。
  • 崩壊性が良い。
  • 混練砂の流動性が良い。
  • 肉薄鋳物は無塗型でも鋳肌は良好。
  • 深部硬化性が非常に良い。
  • 鋳鉄、軽合金、銅合金いずれにも適用できる。
  • ホルマリン臭が少ない。
  • 砂型は中性であるので生型砂の中子に使用できる。
【種類】
(1)パートR(主剤)
項目\種類 PARA-SET パートRの種類
5000 5200 5400 5500
主成分 フェノール樹脂
外観 黄褐色液体
比重(25℃) 1.03~1.05 1.10~1.12 1.03~1.05 1.07~1.09
粘度(25℃) 50~80mPa・s 30~45mPa・s 30~70mPa・s 140~210mPa・s
特性 遅硬 標準 標準 速硬
芳香族溶剤 エステル系溶剤 芳香族溶剤 芳香族溶剤
消防法・第2石 消防法・第2石 消防法・第2石 消防法・第3石
(比重と粘度はいずれも代表値)
(2)パートM(硬化剤)
項目\種類 PARA-SET パートMの種類
M MK
主成分 ポリイソシアネート
外観  濃褐色液体
比重(25℃) 1.11~1.13 1.11~1.14
粘度(25℃) 11~16mPa・s 10~20mPa・s
消防法 第4類第2石油類 第4類第2石油類
(3)パートK(促進剤)
項目\種類 PARA-SET パートKの種類
K-120 K-140 K-165 K-200
主成分 ピリジン誘導体
外観  淡黄色液体
比重(25℃) 0.89~0.91 0.92~0.93 0.96~0.97 1.02~1.03
硬化速度 硬化速度:遅い→速い
消防法 第4類第2石油類 第4類第3石油類

使用方法

  • (1)PARA-SETパートRとパートMは通常等量(対砂各0.8~1.2重量%)を添加します。
    但しパートKは添加量が微量ですので所定量をあらかじめパートRに溶解しておいて使用します。 又、パートR/パートMの比でパートRを多くすると硬化速度は速くなります。
  • (2)パートR、パートM、及びパートKの砂に対する添加率は、使用する砂の品質,砂型の必要強度及び硬化速度に応じて定めます。
  • (3)混練順序は通常 ①砂+パートM→(混練)→②(パートR+パートK)→(混練)→排砂ですが、①と②は同時でもさしつかえありません。

包装

PARA-SET\容器 石油缶 ドラム
パートR 18kg 180kg
パートM 18kg 180kg
パートK 16kg

【取扱注意事項】

  • 当カタログの物性値は出荷時の値を示しています。尚カタログの記載内容は、性能向上仕様変更などの為断りなく変更することがあります。
  • 取り扱いの詳細については、各商品のSDSを必ず参照して下さい。

PHENIX-500/600シリーズ

このプロセスは従来のフラン自硬性粘結剤、あるいはウレタン系自硬性粘結剤とは全く異なった硬化機構を応用しています。 また鋳型の崩壊性や高温でのナリヨリ性が良好など他に多くの特長をもっています。

特長

  • 鋳型の崩壊性が非常に良好。
  • イオウ(S)分を全く含まないので鋳鋼の浸硫、ならびにダクタイル鋳鉄の球状化阻害を起こさない。
    また鋳込時に亜硫酸ガスの発生がない。
  • アルカリ性のオリビン砂にも使用できる。
  • 他の有機鋳型と比較して高温での鋳型のナリヨリ性が極めて良好で、鋳鋼での熱間亀裂を減少できる。
  • 鋳型の深部硬化が良好。
  • 鋳型の耐湿性が良好。
  • 鋳型の熱間強度が良好。
  • 混練時鋳込み時の臭気が少ない。
  • 鋳鋼・鋳鉄・銅合金・アルミ合金、いずれの場合も良好な鋳肌が得られます。非鉄合金の場合無塗型でも良好な鋳肌が得られ、着色もない。
【樹脂の種類】
種類 510T 675MLH 621BR 621BX
性状 水溶性液体
主成分 アルカリフェノール樹脂
粘度(25℃) 38~90mPa・s 30~50mPa・s 30~60mPa・s 60~120mPa・s
比重(25℃) 1.19~1.23 1.21~1.23 1.19~1.23 1.21~1.24
特徴 環境対応型
ナリヨリ性良
低粘度
低臭気
低粘度 耐熱性
良粘度経時変化少
耐熱性 高強度
低臭気
用途 FC 特殊鋼
FCD AL合金
SC Cu合金
消防法 非該当
(比重と粘度はいずれも代表値)
【硬化剤の種類】
名称 硬化剤の種類
C-2A C-3A C-4A C-5A C-8A C-10 C-20 C-30 C-45 C-60 C-80 C-100
性状 低粘性無色透明液体
名称 有機エステル
比重(25°C) 1.11 1.09 1.10 1.13 1.14 1.13 1.13 1.15 1.14 1.14 1.13 1.13
硬化速度 硬化速度:遅い→速い
消防法 第4類 第3石油類
(比重は代表値)
※環境対応型硬化剤として、HKタイプもございます。

使用方法

  • 他の造型プロセスに用いたミキサーの場合は一度洗浄してから使用して下さい。
  • 混練順序は通常硬化剤を砂に加えて混練した後、樹脂を加えて混練して下さい。
    PHENIX-500_600混練順序図.gif
  • 配合割合は珪砂の場合、砂に対して樹脂を1.0~2.0%(重量)、硬化剤は樹脂に対して20%(重量)が標準です。
    砂の粒度や種類或いは必要とする強度によって樹脂の添加量は増減して下さい。
各種鋳型の高温ナリヨリ性比較

包装

容器 石油缶 ドラム コンテナ ローリー
樹脂 20kg 240kg 1,200kg 10,000kg
硬化剤 18~20kg 180~240kg
  • 各製品群につきましては、別途各種取り揃えております。
  • 当カタログの物性値は出荷時の値を示しています。
    尚カタログの記載内容は、性能向上仕様変更などの為 断りなく変更することがあります。
  • 取り扱いの詳細については、各商品のSDSを必ず参照して下さい。

取扱注意事項

  • 樹脂は強アルカリ性ですので目、皮膚や衣服に付かない様、充分注意して下さい。
  • 樹脂が万一目に入った場合は直ちに大量の清水で洗浄した後、医師の手当てを受けて下さい。
  • 皮膚や衣服に付着した場合は大量の清水で洗い流して下さい。
  • 硬化剤の配管、ホース、ポンプの材質は塩ビは使用不可、鉄管、ナイロン(N2)、テフロン、ポリエチレン、ポリプロピレンは使用可です。
  • 樹脂は塩ビも使用可です。

Xfuran

Xfuranは当社が本邦では初めて開発した自硬性フラン樹脂バインダーです。わが国鋳造界のフラン樹脂プロセスの歴史はXfuranの歴史そのものです。長年にわたって蓄積された当社の技術は必ず信頼にお応えできます。

【Xfuranの種類】
種類 577 565H 525 580D HFシリーズ
主成分 尿素樹脂変性フラン樹脂 フェノール変成
フラン樹脂
フェノール変成
フラン樹脂
外観 褐色液体 褐色液体 褐色液体 褐色液体 褐色液体
粘度mPa・s 20~35 9~15 20~30 20~50 24~34
比重 25℃ 1.16~1.20 1.16~1.18 1.17~1.19 1.17~1.19 1.17~1.19
主用途 鋳鉄用 鋳鉄用 鋳鉄用 鋳鉄用 鋳鉄用
特長 低ホルムアルデヒド 低ホルムアルデヒド 速硬性
高強度
速硬性
高強度
超速硬性
臭気対策品



消防法 非該当 非該当 第4類第3石油類 第4類第3石油類 第4類第3石油類
特化則 非該当 非該当 非該当 非該当 非該当
有機則 非該当 非該当 非該当 非該当 非該当
毒劇物法 非該当 非該当 非該当 非該当 非該当
【硬化触媒の種類】
硬化速度 硬化速度:遅い→速い
有機酸 140G 140F2 140E 140D 150D 150E 150C 150B 150B-1 150Z-3 150Z-5 150B-7

特長

  • 高い立上り強度が得られる。
  • 造型は容易であり、造型工数が節減できる。
  • 砂型の寸法精度がすぐれ、鋳物の精度が上る。
  • 環境面を配慮して鋳込時のガス発生量が少ない。
  • 注湯後の砂落しが容易である。
  • 砂の回収は95%以上可能である。
  • 混練砂は流動性にすぐれている。

使用方法

  • 使用珪砂は乾燥した砂を使用して下さい。
  • 砂の混練順序は硬化触媒と砂を混練後にXfuranを添加して混練して下さい。
  • Xfuranの添加量は砂の粒度、必要な砂型強度等により決定して下さい。Xfuranの添加量が増大するにした
    がって砂型の強度も高くなります。
  • 硬化触媒の添加量は必要な可使時間の長短によって決定してください。硬化触媒の添加量が少ないと可使 時間が長くなり、逆に添加量が多くなると可使時間が短くなり、また強度発現が速くなります。
    なお、添加量の適正範囲はXfuranに対して30~50%(重量比)であり、この範囲内にて適正な可使時間のコントロールができない場合は硬化触媒の種類を変えて使用して下さい。
  • 混練時間は十分混合されるのに要する最少時間がもっとも理想的です。
  • 造型は流動性がすぐれているため軽い搗き固めで十分です。熱容量の大きい個所は十分搗き固めが必要です。
    (コーナー部、目差し、焼着しやすい部分)
  • 抜型時間は可使時間の約3~4倍の時間で可能です。(可使時間が長い場合は6~8倍の時間を必要とします)
    例えば可使時間が10分程度あった場合は30~40分で抜型できます。(抜型強度を0.1Mpaとした場合)
  • 塗型を行なう場合は砂型が完全に硬化してから行って下さい。水性でもアルコール性でも使用可能ですが、アルコール性の場合、イソプロピルアルコールの使用が望ましく、またはメタノールとイソプロピルアルコールの混合溶液を使用するのが理想的です。
    なお、ご使用に当ってはさらに詳細な資料を用意しておりますので、ご一報賜わればお届け致します。

包装

XFURAN
  • 20kgs入り 石油缶
  • 240kgs入り ドラム
  • 1.2トン コンテナー
  • 10トン タンクローリー
硬化触媒
  • 20kg入 アトロン缶 又はラミネート缶
  • 200kg入 ケミドラム
  • 1トン コンテナ

【取扱注意事項】

  • 上記種類以外にも別途取り揃えております。
  • 当カタログの物性値は出荷時の値を示しています。
    尚カタログの記載内容は、性能向上仕様変更などの為断りなく変更することがあります。
  • 作業時は、保護手袋、保護メガネを着用して下さい。
  • 取り扱いの詳細については、各商品のSDSを必ず参照して下さい。