このプロセスはアルキッド樹脂組成物にポリイソシアネートを加え、酸化重合ならびにウレタン反応を利用して鋳型を硬化させる有機自硬性プロセスであります。
硬化速度はPART-Bの添加量で調節します。
特に軽合金に対して優れた性能を発揮致します。
特長
- 混練砂の流動性が非常に良好。
- 可使時間が比較的長く、また立ち上がり強度が高い。
- 注湯後の崩壊性は非常に良好であり、鋳物の仕上面は美麗。
- 7号、8号砂にも使用でき、鋳肌が良好。
- 砂のpH 値、酸消費量の差異は硬化に余り影響を及ぼさない。
- 木型との離型は非常に良好。
- 回収砂は再使用可能。
【種類】
種類 |
PART-A |
PART-B |
PARTC |
状態 |
赤褐色液体 |
青色液体 |
赤褐色液体 |
粘度( 2 5 ℃ ) |
600~1050mpa・S |
――― |
150~250mpa・s |
消防法 |
第4類第2石油類 |
第4類第2石油類 |
第4類第4石油類 |
(粘度は代表値) |
荷姿
PART-A |
17kg 入り石油缶 |
PART-B |
10kg 入り石油缶 |
PART-C |
20kg 入り石油缶 |
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- なおカタログの記載内容は、仕様変更などの為、変更することがあります。